離島の植物、持ち帰りダメ 農水省防疫所鹿児島支所、夏休み前に呼び掛け強化

(2020/07/15 13:00)
南日本新聞ニュース
 農林水産省門司植物防疫所鹿児島支所(鹿児島市)は17日まで、農作物の病害虫の侵入阻止に向け、広報活動を強化している。人や物の移動が活発になる夏休みやお盆の観光、帰省シーズンを前に、「離島から植物を持ち帰らないで」と呼び掛けている。

 トカラ列島以南では、サツマイモやかんきつ類に被害を与えるアリモドキゾウムシやアフリカマイマイ、カンキツグリーニング病などが発生している。

 鹿児島支所は、ゴールデンウイークや年末年始前などに広報強化週間を実施している。今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、恒例の県内の港、空港でのリーフレット配布は取りやめた。

 吉永修治支所長(57)は「いったん入ると根絶までに長い歳月がかかる。夏休みの自由研究で、離島の植物や昆虫の採集はやめて」と話した。