鹿児島南署誤認逮捕 飲酒運転は同乗知人、釈放少年は犯人隠避 容疑で2人書類送検

(2020/07/30 16:00)
南日本新聞ニュース
 鹿児島南署が酒気帯び運転の容疑者を現行犯で誤認逮捕した問題で、逮捕後に釈放した鹿児島市の会社員少年(19)を犯人隠避などの疑いで、同乗の少年(19)を道交法違反の疑いで、同署がそれぞれ鹿児島地検に書類送検したことが29日、同署への取材で分かった。21日付。

 同署によると、13日午前0時20分すぎ、同市内で、警ら中のパトカーが無灯火で走行していた少年らの軽乗用車を見つけた。車は停止の求めに応じず逃走、ブロック塀などに衝突して止まった。車内の2人から基準値を超えるアルコールが検出され、運転席の会社員少年が運転を認めたため、駆け付けた警察官が現行犯逮捕した。

 その後、会社員少年が供述を覆すなどし、実際には運転していなかったことが判明。逮捕から18時間後に釈放した。

 警察官は衝突した瞬間を見ていなかった。2人は事故後に座席を入れ替わり、虚偽の申告をしたとみられる。同署は「誤認逮捕を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努める」としている。