与論町のコロナ感染拡大、県がクラスター認定 鹿児島県内4例目

(2020/08/01 10:00)
与論町での新型コロナウイルス感染拡大に関する記者会見=31日、鹿児島県庁
与論町での新型コロナウイルス感染拡大に関する記者会見=31日、鹿児島県庁
 鹿児島県は31日、新たに新型コロナウイルスの感染者5人を確認したと発表した。いずれも与論町在住で、同町の感染者は計51人となった。県はこれまで、町内で三つの感染者グループがあるとしてクラスターの認定を見送っていたが、厚生労働省のクラスター対策班の意見を踏まえ、町内の感染全体を一つのクラスターと判断した。クラスター発生は県内4例目。与論徳洲会病院の医療従事者3人と入退院者8人については院内感染と認めた。

 県内で同日公表された感染者は鹿児島市の11人を合わせ計16人。累計感染者は252人となった。7月中に公表された感染者は241人。

 与論町で同日感染が確認されたのは40~60代の男女5人。いずれも奄美大島の医療機関に入院している。
 40代男性は29日に感染が確認された30代男性の知人。30代男性は22、23日に感染が確認された与論徳洲会病院の医療従事者に連なる。

 50代と60代の男性は職場関係者。18日に町内の飲食店で計18人で会食した60代男性の知人。60代女性2人は、27、29日に発表された感染者の職場関係者。

 県内の31日の重症者は3人。30日時点で54人が医療機関に入院し、14人が宿泊施設に入所、3人が自宅待機している。7月以降の退院・退所は154人で、うち死亡は1人。

 県は31日、無症状の感染者の宿泊療養施設として、新たに奄美市のホテル1棟(55室)を借り上げた。現在受け入れ可能な療養施設は、鹿児島市の2ホテルと合わせて3カ所343室。