離島のコロナ対策支援を 振興協、鹿児島県に27項目を要望

(2020/08/06 12:51)
懇談会であいさつする荒木耕治会長=5日、鹿児島市のアートホテルかごしま
懇談会であいさつする荒木耕治会長=5日、鹿児島市のアートホテルかごしま
 鹿児島県離島振興協議会(会長・荒木耕治屋久島町長)は5日、鹿児島市で離島行政懇談会を開いた。与論町を除く会員20市町村の首長らや県幹部、県議が出席し、離島地域の新型コロナウイルス対策支援を中心に27項目を県に要望した。

 塩田康一知事は「幼い頃、伊仙町で暮らし離島生活を肌身で感じた。教育、医療、物流、情報通信分野の格差解消に努めたい」とあいさつした。

 与論でのクラスター(感染者集団)発生を受け、各市町村は危機感の高まりを強調。三島村の大山辰夫村長は「医療環境が脆弱(ぜいじゃく)な村にウイルスが持ち込まれれば、治療や搬送に不安がある」と指摘し、感染が疑われる来島者は無症状でもPCR検査を受けられるよう対象拡大を訴えた。

 西之表市の八板俊輔市長は来島者の減少で観光や運輸産業に甚大な影響があるとし、「生活を守る強力な支援策を講じてほしい」と求めた。県離島振興課は「事業者の声をしっかり聞き実態に即した支援を進めたい」と説明した。