馬毛島は「南西防衛の要」 防衛相が地元理解求める

(2020/08/11 23:00)
南日本新聞ニュース
 西之表市馬毛島への自衛隊基地整備と米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転計画を巡り、河野太郎防衛相は11日の記者会見で「南西諸島の防衛が日本の安全保障上、極めて重要になっている。(基地は)要の一つになると期待する」と述べ、地元に特に理解してほしいと強調した。海上自衛隊の燃料補給に使いたい考えも示した。

 基地の必要性について「物資の集積を始め、さまざまな訓練が行われることも重要。海自の燃料補給などもできれば、非常に効率的な運用ができるようになる」と説明。訓練の開始時期は「現時点で申し上げるのは困難」とした。

 7日の地元説明の受け止めに関し「これから詰めるところはしっかり詰め、さらに丁寧な説明をしていくことが重要」と述べた。

 同省によると、秋にも環境影響評価(アセスメント)に着手し、方法書や評価書の公告などを経て着工。工期を4年程度見込む。FCLPが暫定的に行われている東京・硫黄島と同様、航空自衛隊が基地の主な管理を担う方針。ただ海自の燃料補給や陸上自衛隊のオスプレイ訓練なども想定され、今後詳細を詰める。