新型コロナ 指宿クラスター拡大 計44人に いちき串木野で3人感染確認 17日発表、鹿児島県内累計328人

(2020/08/18 09:34)
鹿児島県内の感染者について説明する地頭所恵・県くらし保健福祉部長=17日、県庁
鹿児島県内の感染者について説明する地頭所恵・県くらし保健福祉部長=17日、県庁
 鹿児島県は17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5人確認したと発表した。このうち指宿市の指宿さがら病院で発生したクラスター(感染者集団)関連は2人で、感染者は計44人に拡大した。このほかに高齢者の1人死亡を発表した。県内の累計感染者は328人、死者は7人となった。クラスター以外の3人はいちき串木野市在住。

 クラスター関連で新たに確認された感染者は、指宿市の80代男性と40代女性の2人。男性は同院を退院し、女性は同院の職員。

 クラスター44人の内訳は職員16人、入院患者21人、退院患者3人(うち1人は通所施設利用者)、感染した職員の親族4人となった。県は17日までに外来患者も含め約380人を検査。15日には医師1人と看護師3人を派遣し、病院内の感染状況を確認するなどした。

 死亡者は65歳以上の高齢者で、16日に新型コロナのため亡くなった。クラスターとの関連や居住地などは明らかにしていない。

 感染が発表されたいちき串木野市在住の3人は80代男性、70代女性、40代男性の同居親族。16日に80代男性が病院を受診して感染が判明。2人は17日に検査を受けた。同市の田畑誠一市長は同日、防災無線で感染防止の徹底や冷静な対応を呼びかけた。

 鹿児島市の発表は17日はなかった。

 17日現在で重症は2人、中等症13人。16日時点で45人が医療機関に入院、12人が宿泊施設に滞在し、6人が自宅待機中。退院・退所は249人、うち死亡は7人。
【関連表】指宿の病院クラスター相関図
【関連表】指宿の病院クラスター相関図