鹿児島県がコロナ警戒基準4段階設定 3で休業要請、4は外出自粛 離島は個別に対策

(2020/08/26 11:30)
鹿児島県庁
鹿児島県庁
 鹿児島県は25日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き「感染拡大の警戒基準」を定め、運用を開始した。感染の拡大状況に応じて県全体を4段階に設定し、医療体制が逼迫(ひっぱく)したステージ3になれば接待を伴う飲食店への休業協力、4になれば外出自粛を要請する。離島で発生した場合は、ステージにかかわらず対策を強化する。

 国の新型コロナウイルス感染症対策分科会が7日に示したステージ分類と指標を基にした。指標は(1)病床の逼迫具合(2)人口10万人当たりの療養者数(3)PCR陽性率(4)人口10万人当たりの新規感染者数(5)直近1週間とその前の1週間の感染者数の比較(6)感染経路不明者の割合の6項目。

 ステージ1、2に数値基準はなく、(1)の最大確保病床占有率20%以上、(2)の療養者数が15人以上25人未満などの指標に該当すればステージ3への移行を検討する。何項目該当すれば移行するかは決まっておらず、塩田康一知事は「その時々の状況で柔軟に判断したい」と述べた。ただし「離島は医療体制が脆弱(ぜいじゃく)」として、県内のステージが1、2でも、地域を限定して3以上の対応を検討する。

 ステージ3では、感染拡大地域との県境を越えた移動自粛の要請やイベント開催基準の見直しなどもする。4の場合は、県境を越えた移動の自粛要請や人との接触を制限する取り組みの推進要請なども行う。

 県によると、23日時点の最大確保病床占有率は17.3%、療養者数(人口10万人当たり)4.1人、PCR陽性率1.2%、24日時点の新規感染者数(同)1.2人、直近1週間の感染者は前週より少なく、経路不明感染者の割合は21.1%で、すべてステージ3の指標を下回った。ステージ1か2は今後判断する。
【鹿児島県の感染拡大の警戒基準】
【鹿児島県の感染拡大の警戒基準】