時計 2020/09/12 13:00

50回記念展、感性豊か395点 南日本写真展開幕 鹿児島市立美術館

初日から熱心なファンらでにぎわう写真展会場=鹿児島市立美術館
初日から熱心なファンらでにぎわう写真展会場=鹿児島市立美術館
 南日本写真展(南日本新聞社主催)が11日、鹿児島市立美術館で開幕した。1971年の創設から50回目の記念展。郷土の美を感性豊かに切り取った作品群に、大勢の写真ファンが見入った。16日まで。

 同展は、読者による報道写真コンクールを前身に創設。白黒からカラーへ、フィルムからデジタルへと移り変わる時代と共に歩んだ。審査員は木村伊兵衛氏や東松照明氏、奈良原一高氏(いずれも故人)ら、日本を代表する写真家が務めてきた。

 今回は単写真、組み写真両部門に計1558点の応募があり、入賞入選作など計395点を展示。夕焼けの中たたずむ妊婦を幻想的に写し、第50回記念大賞に選ばれた、鹿児島市の山崎淳子さん(64)「輝く明日へ Vol.1」をはじめ、はじけそうな子どもの笑顔や雄大な自然などを、独自の目線で捉えた作品がそろう。

 サトウキビの葉を一輪車で運ぶ徳之島の男性の姿をモノクロで表現し入選した、鹿児島市の井手孝一さん(73)は「来る度に出品者の技術が上がり驚く。私も粘り強く被写体を見つめたい」と話す。

 一般500円、高校生以下無料。14日休館。