鎌倉時代に3社を合祀…飯倉神社の至宝初公開 南九州・ミュージアム知覧 21年1月31日まで 

(2020/09/15 06:30)
江戸時代ごろのものとみられる「神面」
江戸時代ごろのものとみられる「神面」
 南九州市のミュージアム知覧で企画展「薩州川辺宗廟(びょう)飯倉神社 守り伝えた地域の至宝」が開かれている。川辺地域を代表する同神社(同市川辺町宮)の宝物品約80点で、一般公開は初めて。

 同神社は、鎌倉時代に、川辺と現在の南さつま市に計三つあった神社を現在地に合祀(ごうし)したと伝わる。

 宝物品は本殿内に保管されていたもので昨年夏、同館に寄託した。企画展では、島津忠良(日新斎)が奉納したと伝わる大鎌「垂落(すいらく)之鎌」や、神舞(かんまい)に使う神面、大陸で作られた形状が珍しい磁器などが並ぶ。
 市教委文化財課の新地浩一郎さん(46)は「学術的に貴重な優品が伝わっていることが素晴らしい。観覧を機に神社にも足を運んでほしい」と話す。2021年1月31日まで(毎週水曜日、年末休館)。小中学生200円。大人300円。

坊津に流罪になった関白近衛信輔が1590年代に寄進したと伝わる「福壽之花瓶」
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14世紀の中国・景徳鎮産とみられる「馬上杯」
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