時計 2020/09/21 22:00

秋深まる 鹿児島県21地点で今季最低 さつま町と伊佐市、10度下回る

えび色に染まり、秋風に揺れるススキ=21日午後、えびの市のえびの高原
えび色に染まり、秋風に揺れるススキ=21日午後、えびの市のえびの高原
 九州南部は21日、移動性高気圧に覆われて晴れ、放射冷却などの影響で朝は各地で冷え込んだ。鹿児島地方気象台によると、鹿児島県内33観測地点のうち、21地点で今秋の最低気温を観測。さつま町柏原と伊佐市大口で9・7度と初めて10度を下回った。

 えびの市のえびの高原ではススキがえび色に染まり秋の装い。連休後半に入った21日、多くの家族連れが涼しい風に吹かれながら散策を楽しんだ。佐賀県鳥栖市の園木裕二さん(56)まゆみさん(60)夫妻は「朝はだいぶ過ごしやすくなった。赤みを帯びた穂波に秋を感じる」と喜んだ。

 えびのエコミュージアムセンターによると、今月初旬からえび色の穂が目立ち始めた。徐々に銀色に変わり、10月いっぱいまで楽しめるという。

 22日の県本土は次第に雲が多くなり、雨が降る所も。21日発生した台風12号の北上に伴い寒気の流れ込みが弱まり、気温は上がる見込み。