時計 2020/09/22 22:00

母校に感謝、最後の運動会 いちき串木野・冠岳小

記念撮影するドローンを見上げる運動会の参加者=いちき串木野市の冠岳小学校
記念撮影するドローンを見上げる運動会の参加者=いちき串木野市の冠岳小学校
 来春の閉校が決まっているいちき串木野市の冠岳小学校は20日、最後の運動会を開いた。新型コロナウイルス対策で規模を縮小し、午前のみ実施。地区住民ら約150人が駆け付け、子どもたちの勇姿を見守った。

 教職員らは全校児童7人の自画像と「ありがとう冠岳小学校」の文字をあしらったそろいのポロシャツ姿。同校を卒業した中高生も、記録や用具係として運動会を支えた。

 力を入れている一輪車の種目は2回あり、1年生から6年生まで乗りこなし拍手を浴びた。全員で串木野さのさやハンヤ節を踊り、ドローンによる記念撮影もあった。

 1年の前田夢奏(かなで)君は、祖母里美さん(59)が冠嶽出身という縁で、特認生として通う。最初で最後の運動会に「みんなで踊れて楽しかった」と笑顔。里美さんは「当時は意識しなかったけど、こんなにいいところで勉強していたんだなとつくづく思う。閉校は残念」と惜しんだ。