時計 2020/09/23 13:00

小6男児、髪の毛35センチを寄付 西陵小・伊井君「困っている人に」

カットした髪を手に笑顔を見せる伊井直太朗君=鹿児島市西陵1丁目
カットした髪を手に笑顔を見せる伊井直太朗君=鹿児島市西陵1丁目
 鹿児島市立西陵小学校6年の伊井直太朗君が16日、病気などで髪を失った子どもに髪を寄付するヘアドネーションをした。カットした約35センチの髪束を手に「困っている人に活用してもらえたらうれしい」と笑顔で話す。

 ヘアドネーションをしていた友達のお母さんに「挑戦してみたら」と勧められたのがきっかけ。「髪を伸ばすことで誰かの役に立てるなら」と母みなこさん(46)と一緒に、4年生のころから伸ばし始めた。実際に伸びると「『女の子みたい』とからかわれることも多かった」という。

 すっきりした髪型で修学旅行を楽しむため、出発前日の16日に市内の美容室で腰辺りまで伸ばした髪をカットした。短くなった新しい髪型に満足そうな笑顔を浮かべ「応援してくれる友達もいて、それがとても励みになった」と話した。

 カットした髪の毛は、医療用かつらなどを無償提供しているNPO法人に寄付する。