時計 2020/09/26 10:00

十島村・臥蛇島で日米共同訓練 10月26日~11月5日 コロナ感染拡大後、国内初実施 鹿児島

【関連図】
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 防衛省統合幕僚監部は25日、十島村・臥蛇島で初の日米共同統合演習を10月26日~11月5日に実施すると発表した。武力攻撃事態などを想定した「キーン・ソード」の一環で、中種子町の長浜海岸と旧種子島空港で同時期に自衛隊単独の訓練がある。新型コロナウイルスの感染拡大以降、日米共同の大規模訓練は初めて。

 臥蛇島と中種子町では艦艇や水陸両用車、ヘリコプターによる着上陸訓練などを想定。離島防衛が専門の陸自水陸機動団と海自の護衛艦「ひゅうが」など計1500人が参加する。臥蛇島は沖縄の負担軽減に向けた米軍再編の訓練移転も兼ねており、米海兵隊約200人や輸送機オスプレイ4機などが加わる。オスプレイの機体整備などには鹿屋航空基地も使用する予定。

 十島村は2019年6月、臥蛇島などの無人島に自衛隊施設や訓練場の整備を求める要望書を提出していた。村によると、訓練受け入れにあたり、有人島を飛行しないことや訓練内容を住民に説明することを求めた。

 「キーン・ソード」は15回目。初めて宇宙状況を監視するほか、サイバー、電子戦などの対処方法を訓練する。日本周辺の海空域、自衛隊施設、在日米軍施設であり、自衛隊は約3万7千人、米軍は約9千人が参加する。