時計 2020/09/27 06:30

秋、もうそこまで…甘みたっぷり、クリの実収穫 伊佐・菱刈

落ちたクリのいがから顔を出す実を火ばさみで拾う農家=伊佐市菱刈荒田
落ちたクリのいがから顔を出す実を火ばさみで拾う農家=伊佐市菱刈荒田
 朝晩の気温が下がり肌に触れる風もさわやかさを増す中、北薩でクリの収穫が本格化している。26日は、農家らが熟して落ちたクリのいがをむき、火ばさみでひとつひとつ実を丁寧に拾い集める姿が見られた。

 伊佐市菱刈荒田の農業宮元正道さん(69)は、約10アールの畑で大粒の早生(わせ)種など20本ほど栽培。例年より2週間早い今月初めから収穫を始めた。台風10号の被害で2割ほど落果したが、実り具合が良かったため収穫量は例年並みの見込み。

 今年は天候不順もあって実が小ぶりだが、宮元さんは「甘みが強く食感は良い。栗ご飯によく合う」と太鼓判を押す。2日ほど水に漬けた後、同市菱刈前目にある農産物直売所「まごし市場」に出荷する。