時計 2020/10/14 11:00

イート食事券、鹿児島県内も10月15日から発売 県内11商工会議所

「プレミアム付き食事券」キャンペーンのちらし
「プレミアム付き食事券」キャンペーンのちらし
 鹿児島県内の11商工会議所は15日から、新型コロナウイルス感染拡大を受けた国の「Go To イート」事業で、25%の割り増しが付いた「プレミアム付き食事券」を発売する。県内約1500店(12日現在)が参加し、食事券は来年3月まで利用できる。

 事務局の鹿児島商工会議所(鹿児島市)によると、1冊1万2500円の食事券を1万円で、1人1回2冊まで購入できる。総額50億円分(40万冊)。売り切れ次第、販売を終える。

 各商議所の窓口で販売。鹿児島市内はアミュプラザ鹿児島(中央町)、城山ホテル鹿児島(新照院町)、鹿児島サンロイヤルホテル(与次郎1丁目)、ホテルレクストン鹿児島(山之口町)などでも購入できる。

 事務局は参加店を引き続き募集している。対象となるのは原則、店内で飲食できる店で、デリバリー・持ち帰り専門店やカラオケボックス、接待を伴う店などは除く。

 プレミアム付き食事券は、県も4000円で5000円分の飲食ができる「ぐりぶー飲食券」を販売する。50万冊発行予定。15日まで購入申し込みを受け付けており、11月上旬までに引換券を送る。13日現在、約1000店が参加登録し、11月9日から来年1月末まで使える。

●「適正利用に協力を」

 プレミアム付き食事券を巡っては、飲食店が自ら大量に購入し、割増分を不正取得しようとする事例が他県で発覚している。国の「GoToイート」事業で鹿児島県内の事務局を務める鹿児島商工会議所は、悪質な場合は厳正に対処する方針だ。

 客が食事券を使って飲食すると、店は商議所や鹿児島市内の地元金融機関で換金する。懸念されるのは、店側が従業員や家族を使って大量購入するなどして、自店で消費したように装い現金化するケースだ。

 鹿児島商議所は不正を防止するため、食事券の利用店や換金日時などの情報を追跡。換金額が著しく大きいなど悪質性が高い場合、参加登録の取り消しや店名の公表もあり得るという。久保武之企画課長(40)は「適正利用に協力してほしい」と話した。

 店の経営者や家族、従業員が自店で、実際に正当な対価に相当する飲食に使う分には必ずしも問題にならない。