時計 2020/10/17 13:00

鹿児島県知事、馬毛島問題で5首長と面会検討

定例会見で質問に答える塩田康一知事(右)=県庁
定例会見で質問に答える塩田康一知事(右)=県庁
 鹿児島県の塩田康一知事は16日、定例会見を開いた。西之表市馬毛島への自衛隊基地建設と米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)を移転する防衛省の計画を巡り、周辺1市4町の首長からの意見聴取について「今後、個別の機会を求められれば考える」と述べた。初回は23日午前に5首長合同での面会となる見通し。

 対象は西之表市と中種子町、南種子町、屋久島町、南大隅町。塩田知事は「1回目はこれまでの経過や、計画に同意できないと発言した西之表市長の考え方を聞き、自由に意見交換してもらう」と説明。計画への賛否は「地元市町の考え、国の安全保障の考えを聞き、整理して対応したい」とし、結論を急がない考えを示した。

 塩田知事は28日で就任3カ月を迎える。会見では「県民の安心安全確保に取り組んできた。鹿児島国体の2023年開催も決まり、県民に明るい話題が提供できたことが印象に残る」と振り返った。

 会見前日の15日は55歳の誕生日だった。1年間の意気込みを問われ、「数字はゴーゴーでいけいけだが、県内は新型コロナウイルスの影響を大きく受けている。感染防止対策をしっかり取り、将来の安定、成長のための基盤づくりに取り組みたい」と語った。