時計 2020/10/20 13:00

おはら祭PR41年 花電車「花2号」、今年で見納め 21日から運行 鹿児島市

「花電車」あすからお目見え=鹿児島市上荒田町の市交通局
「花電車」あすからお目見え=鹿児島市上荒田町の市交通局
 鹿児島市の秋の風物詩、おはら祭(11月3日)をPRする花電車の運行が21日から始まる。これまで41年間“大役”を務めていた車両「花2号」は、老朽化に伴い今年を最後に引退する。

 市交通局によると、花2号は西日本鉄道が博多どんたくで花電車として使用していたものを1979年に譲り受けた。桜島や踊りの様子を赤や黄、オレンジなど8500個の造花で飾り、夜間は1000個の電球が彩りを添える。

 長らく「花1号」と2両体制で運行していた。1号は古くなって2002年に引退。その後は2号が孤軍奮闘してきたが、部品の多くは既に製造されておらず引退が決まった。

 今年のおはら祭は新型コロナウイルス感染予防対策として規模を縮小。2号は20日試運転をし、本番前日まで昼夜2回走行し雰囲気を盛り上げる。

 花電車の運行は1978年に始まった。89年は昭和天皇の逝去に伴い運行を中止した。来年からは新型車両がお目見えする予定。