時計 2020/10/19 10:00

薩摩川内市長選、新人4人届け出 市議選は26議席に33人

南日本新聞ニュース
 任期満了に伴う薩摩川内市長選挙と市議会議員選挙は18日告示された。市長選は元県議の田中良二氏(64)、前市議の松澤力氏(38)、元高校講師の石原修氏(62)、元市議の小田原勇次郎氏(58)の新人4人が立候補した。いずれも無所属。九州電力川内原発の運転延長問題やコロナ禍からの再生が注目される中、各候補は少子高齢化対策や市民参加型の政策を掲げており、実現に向けた手法などが問われる。立候補の意向を示していた男性は届け出なかった。

 田中氏は行政・議会経験を生かし、次期総合計画に向けた機関開設、行財政改革指針作成、行政システム検証による均衡ある発展を打ち出す。松澤氏は若さを前面に子育て支援充実、全市民アンケートでの積み上げ型市政を提唱。市長報酬半減や副市長1人制など経費削減を訴える。

 石原氏は脱原発に向けたまちづくりを目指すと強調する。安心安全と雇用を確保し、理想の原発立地自治体モデルをつくり上げると提案する。小田原氏は6次産業化推進による農林水産業振興、川内港物流拠点化、商店街再構築を掲げる。行政書士の視点を踏まえた改革も見据える。

 定数26の市議選は現職16、元職3、新人14の計33人が立候補した。党派別は公明2、社民、共産が各1、他は無所属。

 投票は25日午前7時から67カ所であり、終了時刻は午後5~7時で投票所によって異なる。午後8時から順次サンアリーナせんだいなど3カ所で開票される。市長選は10時半ごろ、市議選は26日午前0時半ごろまでに当落が判明する見通し。

 期日前投票は19~24日。市役所本庁と上甑・下甑支所は午前8時半~午後8時、ほか5支所と樋脇公民館は午後6時まで。

 17日現在の選挙人名簿登録者数は7万7788人(男3万7126人、女4万662人)。前回2016年の投票率は市長選、市議選とも63.59%だった。=年齢は投票日25日時点。

 ◇薩摩川内市長選立候補者(届け出順、かっこ内は過去の経歴)

 田中良二・たなかりょうじ 64 無所属 新 自公推薦
 元県議(薩摩川内市企画政策部長、川薩地区法定合併協議会事務局長)九州大卒、田海 

 松澤力・まつざわいさお 38 無所属 新 
 住宅会社役員(薩摩川内市議、幸福実現党県本部代表、HS政経塾、コンビニ関連会社社員)鹿児島大卒、中郷 

 石原修・いしはらおさむ 62 無所属 新 
 市少年愛護委員、高来地区コミュニティ協議会監事(高校講師、塾経営)ニューヨーク州立大経営大学院修了、高城 

 小田原勇次郎・おだはらゆうじろう 58 無所属 新 
 行政書士、県薩摩保護区保護司会監事、自治会長(薩摩川内市議、市職員)福岡大卒、御陵下