時計 2020/10/24 10:30

ゴルフ・日本オープン優勝 稲森佑貴プロ「残り試合V狙う」 鹿児島県知事に報告 

塩田康一知事に優勝を報告する稲森佑貴(中央)=鹿児島県庁
塩田康一知事に優勝を報告する稲森佑貴(中央)=鹿児島県庁
 18日まで千葉県で開催されたゴルフの日本オープン選手権で、2度目の優勝を果たした稲森佑貴(鹿児島市出身、鹿城西高卒)が23日、鹿児島県の塩田康一知事を表敬訪問し、「まだ今年の試合が残っているので、優勝を目指したい」と抱負を語った。

 稲森は優勝者に贈られるブレザーに身を包み、レプリカのカップを持参。「優勝争いは我慢比べになった。気持ちを強く持って勝ち切った」と話し、試合で使っているボールを手渡した。

 塩田知事は「二度あることは三度ある。次の日本オープンも頑張ってほしい」とエールを送った。

 プロ10年目の稲森は、フェアウエーキープ率が5年連続1位という正確なショットが武器。2018年の日本オープンでツアー初勝利を飾った。18日の同選手権最終日は、通算5アンダーでツアー2勝目を挙げ、賞金3150万円と5季のシード権を獲得した。

一問一答は次の通り。

最後まで諦めない/積極的に海外に挑戦

 -2度目の頂点だ。
 「鹿児島の選手として、ビッグタイトルの優勝を地元に報告できてうれしく思う。2度目なので今は余韻はなく、気持ちは次の試合へ向いている」

 -最終日は見事な戦いぶりだった。
 「まさか残り2ホールで逆転できるとは。(2位の谷原秀人と)互いにスコアを落とせない我慢比べになった。曲げたら一気にピンチになるので、真っすぐ飛ばすことを心がけた」

 「キャディーとは楽しもうと話し合った。ミスしても気持ちをコントロールできた結果、最後の好機を生かせた」

 -海外での活躍にも期待がかかる。
 「昨年の全英オープンは、芝や砂の質が全然違って苦戦した。技術を上げるには場数を多く踏むしかない。海外試合のチャンスがあれば積極的に挑んで、技を磨きたい」

 -国体を目指す選手にアドバイスを。
 「最後まで諦めない人が勝つということを今回改めて実感した。ミスしても折れずに、伸びしろがあると前向きに考えることが、うまくなる近道だ」

 -2月に結婚した。
 「妻は松元中学校の後輩。ツアーでは外食ばかりなので、自宅で手料理を食べられるのはありがたい。今回、妻はテレビで観戦し、勝ったときは泣いたらしい。責任もあるので頑張らなければと思う」