時計 2020/10/25 13:00

アマミノクロウサギ輪禍、2000年以降最多 奄美市で防止呼び掛け

来場者にチラシを配る奄美野生生物保護センターの職員(中央)=奄美市住用のマングローブパーク
来場者にチラシを配る奄美野生生物保護センターの職員(中央)=奄美市住用のマングローブパーク
 環境省奄美野生生物保護センターは24日、奄美大島で今年、国の特別天然記念物アマミノクロウサギの交通事故死が34件発生し、統計を取り始めた2000年以降で最多となったと明らかにした。

 センターは同日、クロウサギの事故死を防ぐため、安全運転を呼び掛けるチラシを奄美市住用のマングローブパークで配った。繁殖期に入る秋や観光客が増える夏場に毎年実施している。

 センターによると、島内の事故死は17年の26件が最多だった。マングース駆除などの保護対策によってクロウサギの生息域が広がっているとみられ、国道や県道でも発生している。センターの早瀬穂奈実国立公園管理官は「どこで飛び出してきてもおかしくないという意識を持って運転してほしい」と話した。