時計 2020/10/25 11:00

馬毛島の海上ボーリング調査 種子島漁協は賛成多数 賛否投票40人が棄権 

馬毛島
馬毛島
 防衛省が西之表市馬毛島で計画する自衛隊基地整備と米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転に伴う海上ボーリング調査について、種子島漁協が組合員に実施した賛否を問う投票は開票の結果、賛成が多数となったことが24日、関係者への取材で分かった。馬毛島海域で操業し投票資格のある175人のうち、135人が投票。賛成121、反対13、無効1で、40人が棄権した。

 同漁協は23日に開票し、市内21の小組合長に同日、結果を郵送していた。浦添孫三郎組合長は開票結果と、漁協理事会が防衛省に提出したボーリング調査への同意書の扱いについて、26日に会見を開いて説明する。賛成多数を受け、一部組合員が求めていた同意書の撤回はしないとみられる。

 棄権した40人の多くは調査に反対している塰泊(あまどまり)、池田小組合とみられる。両小組合は、投票は20日の防衛省の説明会後という取り決めが一部小組合で順守されなかったことや、漁協理事会が防衛省と説明会の前の日に打ち合わせをしていたことに反発。23日に投票拒否を申し入れていた。

 防衛省は20日の説明会で港湾施設建設のためのボーリング調査を11月にも着手したい意向を示した。