時計 2020/10/27 06:30

オスプレイ、鹿屋に4機 日米演習始まる きょうから臥蛇島訓練

駐機する米輸送機オスプレイ=鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地
駐機する米輸送機オスプレイ=鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地
 自衛隊と米軍による日米共同統合演習が26日、全国で始まった。同日、鹿屋市の海自鹿屋航空基地に、十島村・臥蛇島で27日始まる訓練に参加する米輸送機オスプレイ4機が到着した。同市によると、オスプレイ飛来は、同市が受け入れた米KC130空中給油機訓練に伴う展示と地上訓練参加、日米物品役務相互提供協定(ACSA)に基づく給油による立ち寄り以外では初めて。演習は11月5日までの日程。

 無人島・臥蛇島での日米訓練は初めてで、島しょ防衛を目的に実施する。準備や撤収を含めて11月5日まで行われる。自衛隊からは水陸機動団など約100人、米海兵隊は約40人が参加する。島周辺の艦艇から隊員をオスプレイや自衛隊ヘリを使って島に運び降下させる訓練や、上陸後に空砲による戦闘訓練を行う。

 4機のオスプレイは米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属。整備や補給のため鹿屋基地を拠点とし駐留する。26日にオスプレイを使い、鹿屋基地に入ったのは海兵隊約60人。先遣隊を含め延べ約70人が同基地内に宿泊する。

 このほか県内では自衛隊が単独で、当初の30、31日実施を変更し、27日と11月4日に中種子町の長浜海岸や旧種子島空港で訓練する。

 宮崎県新富町の新田原基地では統合演習に参加するため、米軍のF15戦闘機12機が23日から駐機。26日は同基地所属の自衛隊機と共に四国沖で戦闘訓練を行った。

 日米共同統合演習は、武力攻撃事態などを想定した「キーン・ソード」の一環。自衛隊は約3万7000人、米軍約9000人が参加する。初めて宇宙状況監視やサイバー攻撃、電子戦に備えた対処訓練も実施する。