時計 2020/10/27 22:00

あおし柿作り最盛期、ゆったり湯に漬かって甘く さつま町・紫尾温泉

渋抜きのため温泉に漬けられる柿=さつま町の紫尾温泉
渋抜きのため温泉に漬けられる柿=さつま町の紫尾温泉
 さつま町紫尾の紫尾温泉で、秋の風物詩「あおし柿」作りが最盛期を迎えている。渋柿を湯に一晩入れると渋が抜けて甘くなる。朝晩の冷え込みが厳しくなる中、網袋に入れられゆったりと湯に漬かる光景は11月下旬ごろまで続く。

 渋柿専用の浴槽は区営大衆浴場の横にあり、入湯料は10キロまで400円。37度前後に調整した湯に夕方6時ごろ入れ、12~20時間後に取り出す。26日午前には、計約90キロが浮かんでいた。

 温度管理しながら取り出すタイミングを見計らうのは同大衆浴場管理人の西田隆三さん(47)。「今年は台風10号や長雨の影響で、持ち込まれる量が少なめ。提供できる数は限られるが、温泉に足を運んでもらえたら」と話している。