時計 2020/11/21 17:00

どこでも1票「共通投票所」を導入へ 日置市選管、38から7カ所に再編 

南日本新聞ニュース
 日置市選挙管理委員会は、市内38投票所を7カ所に再編し、有権者が誰でも投票できる「共通投票所」にする方針を決めた。投票所の職員や経費を削減するとともに、有権者の利便性向上を図る。2022年4月以降の導入を目指す。20日、市議会全員協議会で説明した。

 市選管によると、投票所ごとの有権者の減少や職員の確保が課題となっていた。期日前投票者が増えていることから、投票所を再編する代わりに、有権者はどこでも投票できるようにする。

 有権者の利便性確保のため、廃止する投票所には期日前投票所を60~90分程度ずつ開設。投票所に行くためのコミュニティーバスや乗り合いタクシーの運賃を補助する。

 市選管の瀬戸口亮事務局長は「全ての投票所を今の体制で残すのは難しい。投票所の効率的な運営と市民の利便性のバランスを考えて方向性を決めた」と説明する。12月にパブリックコメント(意見公募)を実施し年度内に見直し案を決める。21年の市長選・市議選と衆院選までは従来通りで、22年7月の参院選からの導入を想定している。

 共通投票所は投票率向上を目的に16年導入された。総務省のまとめでは、16年参院選で4道県4カ所、19年参院選で8道県45カ所設置された。鹿児島県選管によると、県内での実績はない。