時計 2020/11/22 06:30

コロナ収束願い、折り鶴2万6000羽 霧島市の福永さん施設に寄贈

園児に千羽鶴を贈る福永イツ子さん=霧島市溝辺の照明保育園
園児に千羽鶴を贈る福永イツ子さん=霧島市溝辺の照明保育園
 霧島市溝辺町麓の福永イツ子さん(80)は、新型コロナウイルス収束を願い千羽鶴を折り続け、地域の学校や福祉施設に贈っている。春先に始めた寄贈は2万6000羽を数える。一日も早く日常が戻るよう願いを込める。

 3月、近くの福祉施設に入所する夫(86)に面会ができなくなり、千羽鶴2束を部屋に飾ってもらったのがきっかけ。世話になっている職員にも手渡すと喜ばれ、これまでに小中学校5校や市の溝辺総合支所などに2束ずつ贈ってきた。

 7.5センチ四方の折り紙18色を使い、空いた時間にこつこつ続ける。今は1時間で58羽を折れる。「不自由な生活だけど、希望を持ってほしい」と外側を明るい配色にして糸でつなぎ、「コロナに気を付けて頑張ろう」などとメッセージを添える。

 11日は照明保育園に届けた。受け取った年長組の23人は「きれい」「おばあちゃんすごい」と大喜び。福永さんは「みんなの笑顔やお礼の手紙にこちらが元気をもらっている。力を合わせてコロナを乗り越えられたら」と話した。