時計 2020/11/22 10:05

GoTo止まらない 3連休にぎわう行楽地 県外客「コロナ感染気をつけながら」

荷物を手に空港内を移動する利用客=21日午後1時50分、霧島市の鹿児島空港
荷物を手に空港内を移動する利用客=21日午後1時50分、霧島市の鹿児島空港
 新型コロナウイルスの国内新規感染者数が最多を更新する中で3連休が始まった21日、鹿児島県内は政府の観光支援事業「Go To トラベル」を利用する県外客らでにぎわった。県内のコロナ感染は比較的低い水準にとどまっているが、観光客は対策に気を配りながら、お得に秋の旅を楽しんだ。

 霧島市の鹿児島空港到着ロビーは、スーツケースを手にした子ども連れや出迎えの家族らの姿が目立った。鹿児島市行きの高速バス乗り場にも列ができた。三重県から訪れた60代女性は「コロナ感染防止に気をつけながら、霧島神宮や知覧を巡りたい」と話した。

 鹿児島市の城山公園駐車場はレンタカーや他県ナンバーの車がひっきりなしに出入り。観光客は展望台で噴煙を上げる桜島を眺め、写真に収めた。新幹線で来た徳島市の40代の会社員男性は「Go Toで安く旅行できた。夜は天文館を満喫したい」。

 トヨタレンタリース鹿児島では、昨年の同時期より予約数が多い店舗もあるという。鹿児島市のレンタル本部の名越武さん(59)は「Go To効果で、空港や鹿児島中央駅周辺の店舗の利用が増えている」と話した。

 指宿市営の温泉施設「砂むし会館砂楽」は1日の利用者が千人を超え、待ち時間が最大30~40分となるなど終日にぎわった。

 施設管理部の福永成昭経理係長(53)は「連休中の人出は例年並みにまで回復しそう。このまま順調に推移してくれれば」と期待する。一方、半数は東京や大阪からの観光客だったといい、「感染拡大は不安材料。クラスターなどが起きないよう対策を徹底したい」と気を引き締めた。