時計 2020/11/22 20:00

東郷平八郎 ゆかりのイチョウ植樹 鹿児島市で式典

英国から届いた東郷平八郎ゆかりのイチョウの植樹式=鹿児島市清水町の多賀山公園
英国から届いた東郷平八郎ゆかりのイチョウの植樹式=鹿児島市清水町の多賀山公園
 日露戦争でロシア艦隊を破った、鹿児島市出身で旧日本海軍の東郷平八郎元帥(1848~1934年)の留学先・英国に残るゆかりのイチョウが22日、同市の多賀山公園に植えられた。鹿児島日英協会による植樹式で苗木を植え、関係者らは日英の絆を確かめ合った。

 イチョウは英西部ウェールズのペンブロークにある。現地の郷土史家が発案し、協会が受け入れた。式は島津公保会長(70)ら15人が参加。東郷の銅像や墓所近くの桜島を望む一角に、挿し木の苗1本を植えた。経緯を記した銘板が披露された。

 島津会長は「木を大切に育て、見る人が東郷や地元の歴史、日英のつながりに思いをはせてもらえれば」と話した。ポール・マデン駐日英国大使からも「日英の友好関係が深化発展し続ける象徴になる」との祝辞が寄せられた。

 同協会によると、苗木はこれまでに呉市(広島県)と東郷を祭る東郷神社(東京都)でも植えられている。