時計 2020/11/28 22:00

手作り運動会 有終の美 本年度閉所の「ミニデイついやま」 曽於市

パン食い競争に挑む参加者=曽於市の通山公民館ゲートボール場
パン食い競争に挑む参加者=曽於市の通山公民館ゲートボール場
 本年度で活動を終える曽於市財部の住民主体型通所サービス事業所「ミニデイついやま」(利用者17人)のミニ運動会が、通山(とおりやま)公民館ゲートボール場であった。地域住民を含めて34人が参加し、晴れ渡った秋空の下で爽やかな汗を流した。

 ミニデイついやまは2015年に市社会福祉協議会のモデル事業としてスタート。事業終了後の16年度からは「みんなが先生」を合言葉に、利用者自身が運営委員、会計、調理・配膳などを担う県内でも珍しい運営スタイルで活動を続けてきた。

 しかし、発足から5年余りが過ぎて利用者の高齢化が進み、本年度だけで7人が通所できなくなった。このため、外部スタッフに頼らない事業所運営が難しくなり、来年4月に地域サロンとして再出発することになった。

 今月15日のミニ運動会も一時は中止が検討されたが、地元自治会の協力もあって開催にこぎ着けた。赤、青、黄、白の4チームが「大玉渡し」「シルバーカーリレー」など12競技で競い合い、中村譲さん(85)率いる青組が連覇を果たした。

 杉門作りでも活躍した中村さんは「サロンになっても、元気が続く限り参加したい」。活動開始当初から調理を担当してきた松村マリ子さん(80)は「(活動日の)火曜は特別な日。いつも予定を空けて楽しみにしていた」と振り返った。