時計 2020/12/02 14:00

鹿児島県、全養鶏場に電話調査 宮崎鳥インフルで防疫徹底緊急会議

他県での感染例などについての情報を共有した緊急防疫対策会議=1日、鹿児島県庁
他県での感染例などについての情報を共有した緊急防疫対策会議=1日、鹿児島県庁
 宮崎県の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、鹿児島県は1日、県庁で緊急防疫対策会議を開いた。養鶏業者や獣医師ら約50人が集まり、防疫対策を再確認した。家畜保健衛生所などを通し、県内にある約900の養鶏場全てに対し、異常の有無を確認する電話調査も始めた。

 九州の農場でウイルスが確認されたのは福岡に続き今季2例目。会議では、短期間に8事例が確認された香川県の発生農場で死亡鶏が発見された場所や通報の経緯、飼養衛生状況などの情報を共有した。鶏舎内に野生動物が侵入していると見られる例や消毒が不十分だったケースもあり、改めて侵入防止や、鶏舎に入る際の長靴履き替え、手指消毒の徹底を呼び掛けた。

 県によると、今年は全国での感染確認が例年より早い傾向にある。畜産課の今藤豊重家畜防疫対策監は「いつ、どこで発生してもおかしくない。危機感を持って防疫に取り組んでほしい」と訴えた。