時計 2021/01/08 06:30

塩田知事、首都圏往来自粛を要請 新型コロナ・鹿児島

1都3県への往来自粛を要請する塩田康一知事=鹿児島県庁
1都3県への往来自粛を要請する塩田康一知事=鹿児島県庁
 鹿児島県の塩田康一知事は7日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言再発令を受け、対象となる首都圏1都3県との不要不急の往来自粛を県民に要請するメッセージを発表した。必要至急な移動も慎重判断を求めた。期間は8日~2月7日。

 宮崎、福岡をはじめ感染拡大地域との往来は「慎重に判断し、移動する際はリスクを避けて」とし、自粛は要請しなかった。宮崎は感染者が急増し県独自で緊急事態宣言を出し危機感を強めている。塩田知事は記者会見で、往来自粛の対象に含めなかった理由を「今回は国の宣言に基づくため」と説明した。1都3県を含む拡大地域の在住者の来県は「各自治体の要請に従い、体調不良の場合は控えて」と呼び掛けた。

 県内の感染状況は、県が設定する「警戒基準」で4段階中のステージ2(感染者漸増)を維持。ただ6日時点の確保病床使用率は24.1%で、ステージ3(急増)の指標を上回っており「ステージ3に近づいているのを警戒する状況」と注意を促した。一方、外出自粛や飲食店などへの営業時間短縮といった社会的制限を求める段階にはないと説明した。

 メッセージ発表前には庁内の対策本部会議を開いた。1月以降、クラスター(感染者集団)関連以外の感染例が増加し、感染者全体で20~40代が約5割、60代以上が25%程度を占めることが報告された。
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