時計 2021/01/15 23:00

新型コロナ 塩田鹿児島知事「ステージ3近づく」 独自の宣言は否定

 鹿児島県の塩田康一知事は15日の会見で、県内の新型コロナウイルス感染の状況を「現状の警戒基準はステージ2だが、ステージ3が近づいている」との認識を示した。ステージの移行は「最大確保病床の占有率と重症者向け病床の占有率、新規感染者数を重視して総合的に判断する」と述べた。

 熊本県や宮崎県が独自の緊急事態宣言を出したことについては「ステージ4相当になって出している」と指摘し、現時点で鹿児島県が独自の宣言を出すことは否定した。

 県が定めた感染拡大の警戒基準の主な指標は7項目。13日時点では最大確保病床(345床)の占有率が30.4%で、ステージ3相当(20%以上)になっている。知事が重視するとした重症者向け最大確保病床(38床)の占有率は7.9%(ステージ3は20%以上)。人口10万人当たりの新規感染者数は10.7人(同15人以上25人未満)。

 国や県独自の緊急事態宣言が出ている九州の他県と比べて感染は抑制されている。

 ステージ3に移行した場合に取り得る施策として、飲食店などの営業時間の短縮、県外への移動全般の自粛などを挙げて「いろんなことがあり得る。しっかり議論していきたい」と話した。
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