時計 2021/01/16 20:00

ホテを手に豊作を願う 伊佐・堂崎「もぐら打ち」

ホテでモグラを打ち追う子どもたち=伊佐市大口堂崎
ホテでモグラを打ち追う子どもたち=伊佐市大口堂崎
 伊佐市大口堂崎で14日夜、小正月行事の「もぐら打ち」があった。小中学生や保護者約20人が家々を回り、竹の先にわらを巻き付けた「ホテ」と呼ばれる棒で地面をたたき、豊作を願った。

 農作物が荒らされないようモグラを追い払うと同時に、農耕期を前に地を打って大地の霊を呼び覚ます行事とされる。子どもたちは2メートルほどのホテを手に集落を練り歩き約20軒を訪問。庭先で、「もぐら打ちゃ、とがなし(罪はない)」と、はやしながら地面を何度もたたいた。

 訪問先の家主はお礼に菓子などを贈った。見守った山口順子さん(73)は「新型コロナウイルスを吹き飛ばしてくれそう。元気をもらった」と話した。
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