時計 2021/01/17 22:00

普通期米の種もみ選別着々 県内唯一の産地・さつま

種もみの品質を目視で確認するJA北さつまの職員(左)=さつま町の中津川低温米倉庫
種もみの品質を目視で確認するJA北さつまの職員(左)=さつま町の中津川低温米倉庫
 さつま町中津川地区で、苗作りに使われる普通期米の種もみの選別作業が進んでいる。県内唯一の生産地で、本年度は約340トンを出荷する計画。15日には週1回の検査がありJA北さつまの担当者が色や粒のそろい具合を確認した。

 同地区は昼夜の寒暖差が大きく、良質の米が採れることで知られる。本年度は、中津川採種生産組合の26戸がヒノヒカリやあきほなみなど8品種を約73ヘクタールで生産する。

 収穫後の選別作業は昨年11月、始まった。中津川種子センターでは、不純物の除去や比重による振り分けなどをする大型機械が連日稼働。作業は2月中旬まで続く。

 これまでに約270トンが合格した。種もみの選別は米作りを左右する大切な作業。久保道夫組合長(69)は「心配された台風の影響もなく、品質はいい。今後も農家に満足してもらえる種もみを届けられるように励んでいきたい」と話した。
広告