時計 2021/01/19 22:00

鴨池海づり公園 “密”回避で人気 夏以降3割増 2020年

思い思いに釣りを楽しむ利用者=鹿児島市の鴨池海づり公園
思い思いに釣りを楽しむ利用者=鹿児島市の鴨池海づり公園
 鴨池海づり公園(鹿児島市与次郎2丁目)の2020年の利用者は、前年と同水準の2万4467人だった。コロナ下で書き入れ時のゴールデンウイーク中は休園したが、“密”を避けるレジャーとして徐々に人気を集め盛り返した。初心者が釣りやすい豆アジが多い年だったのも好材料となったようだ。

 海づり公園によると、全国で緊急事態宣言が出た後の5月の利用者は、前年の4割にまで落ち込んだ。その後もマイナスは続いたが、夏に入ってからはプラスに転じ、8~12月は前年同期比3割増となった。

 屋外レジャーであるのに加え、糸が絡まないように釣り人同士が自然と距離を保つため「コロナ下でも安心して利用してもらえたのではないか」(竹之内隆也施設長)。親子連れを中心に、女性客や学生など今までに無い客層も目立ったという。

 さらに昨年は、豆アジが比較的よく釣れる“表年”。これまで10月ごろに終了していたシーズンが、年明け以降まで続き、下半期の集客を後押ししたとみられる。
 昨年は小学生の息子2人と5回ほど利用したという会社員石堂真也さん(40)=城山2丁目=は「屋内施設は換気の状況などが気になる。ここならそんな心配もない」と話した。

 海づり公園は今後、釣りガールのイベントなども企画し、新しい客層の開拓に努める計画。