時計 2021/01/20 10:00

福岡・商業施設女性刺殺 15歳少年公開法廷へ 鹿児島家裁が逆送決定

 福岡市中央区の商業施設で昨年8月、女性客(21)が殺害された事件の少年審判が19日、鹿児島家裁(毛利友哉裁判長)であり、殺人や窃盗などの疑いで送致され観護措置中の少年(15)を鹿児島地検に検察官送致(逆送)すると決定した。逆送の理由などは現時点で明らかにしていない。起訴され、成人と同様に裁判員裁判で審理される見通し。

 今後、逆送の決定を受けた鹿児島地検から事件発生現場が管内にある福岡地検に事件を戻し、福岡で裁判が開かれる可能性もある。

 少年は昨年8月28日午後7時半ごろ、福岡市中央区地行浜2丁目の「マークイズ福岡ももち」1階の女子トイレで、殺意を持って女性を包丁で複数回切り付けるなどして殺害した疑いで、福岡県警に逮捕された。

 福岡地検が昨年12月24日、少年を福岡家裁に送致した。逆送を求める「刑事処分相当」の意見を付けたとみられる。福岡家裁は鹿児島家裁への移送を決定し、鹿児島家裁は同25日付で受理。今月6日が期限だった観護措置を20日まで延長し、少年審判を開始する決定をしていた。少年事件では、少年の関係者が住む場所を管轄する家裁に移す場合がある。