時計 2021/01/22 06:30

牧園支所5月移転、跡地に電子部品製造・高山産業を誘致 霧島市

5月移転後に高山産業の工場が入る霧島市牧園総合支所=同市牧園町宿窪田
5月移転後に高山産業の工場が入る霧島市牧園総合支所=同市牧園町宿窪田
 霧島市が2021年度に新築移転する牧園総合支所の跡に、電子部品製造の高山産業(姶良市)を誘致することが21日、分かった。5月移転後の7月に従業員80人態勢の工場が操業し、1年後までに50人を超える新規雇用が生まれる見通し。隣接する牧園保健センターは外国人技能実習生の寮になる。

 牧園総合支所は1992年に完成し、3階建ての本館、一部2階建ての付属棟がある。敷地面積は平屋の牧園保健センターを含め約4万3000平方メートル。市と企業側は土地と建物の賃貸借契約を結ぶ。

 高山産業はスマートフォンなど通信機器や車載部品の増産計画に伴い、支所本館(延べ床面積約3570平方メートル)を一部改修し工場を新設する。本社工場の従業員のうち60人を牧園に異動。新工場操業に合わせ、まず20人を新規雇用する。付属棟は倉庫として使う。

 田畑翼社長は「受注が増え、本社工場が手狭になった。牧園は初代社長の祖父が技術を学んだ土地。地域の雇用や活性化に貢献できれば」と話した。

 76年創業。現在3工場があり、従業員数は350人。

 牧園総合支所は利便性向上のため、高台の現在地から国道223号沿いの地区中心部に移り、5月の大型連休明けに新庁舎で業務が始まる。図書館や多目的室、福祉センターを併設する複合施設になる。