時計 2021/01/24 20:00

地域食材で高齢者に弁当 見守り兼ねて配達も 出水・大川内コミュ協

弁当を笑顔で受け取る井手上行正さん(左)=出水市上大川内
弁当を笑顔で受け取る井手上行正さん(左)=出水市上大川内
 出水市の大川内地区コミュニティ協議会は20日、住民から寄せられた食材を使った弁当を作り、高齢者46世帯50人に届けた。お品書きには提供者の名前も並び、受け取った住民は「顔が浮かぶ人ばかり」と喜んでいた。

 協議会は昨年2月、子ども食堂を開設。高齢者にも利用してもらうと「地域食堂」と銘打ったが、新型コロナウイルスの影響で1回しか開けなかったため、昨年12月から見守りを兼ねて弁当を配達することにした。

 15自治会を3グループに分け、それぞれ2月まで月1回、1個300円で注文を受ける。食材は大半を住民からの提供で賄い、サロン活動の一環として調理や配達に約20人が協力する。

 今回はブリカツと鶏の唐揚げをメインに、17品のおかずたっぷり弁当を作った。責任者の牧香さん(49)は「田舎のごちそう。手作りの味に感動してもらえれば」。受け取った井手上行正さん(79)、ヨシ子さん(77)夫婦は「みなさんの善意と真心がこもった弁当を2人で楽しみたい」と話していた。