時計 2021/01/25 13:00

地域が求める人材、オンラインで「ドラフト」指名 さつま町など

ドラフト会議の進行を見守るさつま町の地域団体のメンバー=同町役場
ドラフト会議の進行を見守るさつま町の地域団体のメンバー=同町役場
 九州、山口の地域団体が地方再生に関心を持つ人の中から欲しい人材を選抜する「ドラフト会議」が23日、オンラインで開かれた。さつま町、南さつま市、枕崎市を含む14団体が参加し、42人全員の指名が成立した。今後移住を含めて互いに協議を進め、連携による地域活性化を目指す。

 九州地域間連携推進機構(鹿児島市、永山由高代表取締役)の主催で5回目。例年は会場に集まり開催してきたが、新型コロナウイルス感染防止のためウェブ会議システムで実施した。

 応募者は11都府県のIT企業社員やクリエーティブディレクター、大学生などの10~50代。会議で重複指名が相次ぎ、抽選で引き当てた団体からは歓声が上がった。

 さつま町の官民連携チームは、観光振興、特産品開発で活躍を期待する3人の交渉権を獲得した。チーム代表の役場職員下麦大志さん(40)は「欲しい人材を考えることが、地域課題を見直す機会になった。早速連絡を取って交流を深めていきたい」と話した。

 これまでに指名された143人のうち約30人が移住している。