時計 2021/01/27 13:00

難関資格"サクラサク" 「さらなる高み目指す」鹿児島情報高の3年生2人

合格証書を手にする羽有和希さん(中央)と鎭守陽大さん(左)と簿記部顧問の谷川正史教諭=鹿児島市の鹿児島情報高校(撮影時のみマスク非着用)
合格証書を手にする羽有和希さん(中央)と鎭守陽大さん(左)と簿記部顧問の谷川正史教諭=鹿児島市の鹿児島情報高校(撮影時のみマスク非着用)
 鹿児島情報高校(鹿児島市)の3年生2人が、簿記論、全国経理教育協会(全経)簿記能力検定上級にそれぞれ合格した。いずれも税理士や公認会計士への登竜門とされる難関試験で、高校生での合格は珍しいという。2人は「さらなる高みを目指し、今後も努力し続けたい」と意気込んでいる。

 簿記論に合格したのは情報処理科の羽有和希(はありかずき)さん。高校生が税理士試験の受験資格を得るために必要な日本商工会議所(日商)簿記検定1級と全経簿記上級を2年までに取得しており、簿記論、財務諸表論、消費税法の三つの試験に昨年挑戦した。

 今回の簿記論の合格率は社会人を含めて22.6%。1年生の頃から毎日4時間程度勉強し、分からなかった問題を徹底的に分析することを心掛けてきた。「三つのうち一つしか受からなかったので悔しかった。次こそは合格したい」と話す。

 公認会計士を目指す情報システム科の鎭守陽大(ちんじゅひなた)さんは、昨年9月に全経簿記上級に合格。水泳部と両立しながら試験2週間前からは5~6時間猛勉強してきた。鎭守さんは「水泳部で培った粘り強さや精神力の強さが試験でも役立った」と振り返った。

 簿記部顧問の谷川正史教諭(77)は「高い目標を設定し、自ら学ぼうとする姿勢が素晴らしい」と快挙をたたえた。
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