時計 2021/01/27 20:00

鹿児島県産本格焼酎、出来栄え審査 鑑評会に222点

焼酎の香りや味わいを評価する審査員=鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテル
焼酎の香りや味わいを評価する審査員=鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテル
 鹿児島県酒造組合は26日、県内で造られた本格焼酎の鑑評会を開いた。焼酎メーカー113社のうち91社の100製造場が、芋や黒糖、米、麦を原料とする計222点を出品。熊本国税局や県工業技術センターの審査員7人が香りや味を評価した。結果は2月12日、組合ホームページで発表する。

 鑑評会は酒質向上を目的に1954(昭和29)年から毎年開く。今回は、芋は2020年7月以降、黒糖と米、麦は同年1月以降の製造分が対象。芋162点、黒糖29点、米8点、麦23点が出された。

 新型コロナウイルス対策で、審査員がグラスを共有する形から、プラスチックカップでの個別提供に変更。会場を県酒造組合会館からホテルに移し、スペースを確保した。審査員は、銘柄が分からないように番号のみ記されたボトルの前に並べられたカップから口に含み、味や香り、バランスを5段階で採点した。

 芋焼酎について、審査長を務めた熊本国税局鑑定官室の岩田知子室長は「香りはバランスがよく、味は甘みとこくが出て、ふくらみのある酒が多かった」と印象を語った。県内で被害が広がるサツマイモ基腐(もとぐされ)病に関しては、「メーカーが原料を厳しく選抜し、丁寧に処理しており、影響は感じなかった」と話した。

 同組合によると、20年7~11月の県産本格焼酎の出荷量は前年同期比2.1%減の3万9347キロリットル。製造量は16.4%減の5万5222キロリットルだった。