時計 2021/02/11 10:00

再逮捕の飲酒運転男「ブレーキ利かず」 大学生死亡ひき逃げ容疑を否認 鹿児島市

 横断歩道を渡っていた大学生の男性(20)を車ではね、救護せずに逃げて死亡させたとして、鹿児島中央署は10日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、姶良市平松、建設作業員の男(25)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、9日午前5時50分ごろ、軽乗用車を運転して鹿児島市大竜町の国道10号上本町交差点を進行する際、前方の横断歩道を左から右に渡っていた大学生の自転車に衝突。大学生に重症頭部外傷の傷害を負わせたのに救護せず逃走し、死亡させた疑い。

 同署によると、男は「飲酒して自宅に帰る途中だった」と供述。「事故を起こして止まろうとしたが、ブレーキが利かなかった」と、ひき逃げ容疑を否認している。

 男は大学生をはねた後、約300メートル離れた同市柳町の国道10号柳町交差点で、信号待ちで停車中の乗用車に追突。通報を受けて駆け付けた警察官に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。

 同署は酒気帯び運転容疑で送検せず釈放し、10日再逮捕した。アルコールの影響で正常な運転が困難な状態だったとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)容疑での立件も視野に捜査を進める方針。

 同署は9日の逮捕時、運転免許証などを基に男の住所を志布志市志布志町安楽と発表。その後の調べで姶良市平松に住んでいることが判明した。
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