時計 2021/02/20 14:00

コロナワクチン接種「量が少なく一瞬で終わった」 鹿児島県内、医療関係24人に先行接種

鹿児島医療センターで新型コロナのワクチン接種を受ける田中康博院長=19日(同センター提供)
鹿児島医療センターで新型コロナのワクチン接種を受ける田中康博院長=19日(同センター提供)
 新型コロナウイルスのファイザー製ワクチンの先行接種が19日、鹿児島市の鹿児島医療センターで始まった。同センターの職員ら約千人のうち約400人が対象で、同日中に24人の接種が完了した。副反応を訴えた職員はいない。先行接種は全国100施設が対象。安全性を調べるための臨床研究として行われ国内では17日から始まっていた。

 同センターには19日午前、195瓶(1170回分)のワクチンが到着し、午後2時から接種を開始した。完了した職員24人は医師17人、看護師2人、薬剤師や事務職など5人。接種は計30分で終わり、それぞれ15~30分程度の経過観察を行った。最初に接種した田中康博院長は「量が少なく一瞬で終わった。少し痛みがあったが、すぐに治まり体調に変化もない」と感想を述べた。

 接種は1人につき2回実施し、1回目は3月2日までに終える。2回目は12~23日。7週間程度の健康観察を行い、副反応が出れば担当医師に報告する。

 同センターでは2月12日にクラスター(感染者集団)が確認され、19日時点で感染者は30人(うち院内24人)。田中院長は「接種を受ける人は全てPCR検査を行い、健康状態に問題はない。接種の日程に影響はない」と話した。

 同センターはクラスター発生で部外者は立ち入り禁止のため、田中院長らは県庁で会見を開き、接種状況を説明した。