時計 2021/02/20 22:00

コンテナ改装、”居場所”開設 地域住民へ「気軽に使って」 姶良の自治会長・諸麥さん

コンテナハウスをつくった諸麥純明さん(右)と野口治將さん=姶良市平松
コンテナハウスをつくった諸麥純明さん(右)と野口治將さん=姶良市平松
 姶良市平松の山ノ口自治会長・諸麥(もろむぎ)純明さん(76)が、自宅庭にコンテナハウスを設置し、地域住民のよりどころとして開放している。友人の協力を得て内装を整え、テレビや冷蔵庫も備えた。「高齢者が気兼ねなく立ち寄り、地域づくりを語る場所に」と願っている。

 自治会長として住民と触れ合う中で、居場所づくりの必要性を実感。「特に定年退職後の男性は自宅にこもりがちでは。外に出て活動し、羽ばたく場所にしたい」と準備を始めた。

 JRの中古コンテナを購入。近くの枦山上自治会長で、日曜大工が得意な野口治將(はるまさ)さん(76)と主に2人で2カ月掛けて改装し、昨年11月末に完成した。

 窓や玄関を取り付け、水道や電気を使えるようにした。5畳の空間に、仲間が持ち寄った家電、台所のシンク、ちゃぶ台などを配置。外には屋上に上がれるよう階段を取り付けた。バーベキュー台なども作り、総工費は100万円弱。

 グレーのコンテナハウスは、ドラッグイレブン姶良平松店の裏手にある。近隣の自治会長たちが集まり、運営や地域づくりについて話し合う場としても活用する。諸麥さんは「お茶でも飲みながら世間話や悩みごとを聞かせてほしい。利用したい人は気軽に声を掛けて」と話している。