時計 2021/02/26 06:30

「大きく甘く育て」ビワの袋がけ最盛期 垂水

ビワの実の袋がけ作業に追われる農家。農園内は袋の花が咲いたようなにぎやかさ=垂水市牛根麓
ビワの実の袋がけ作業に追われる農家。農園内は袋の花が咲いたようなにぎやかさ=垂水市牛根麓
 ビワ産地の垂水市で、ビワの実を守るための袋がけ作業が最盛期を迎えている。4~5月の収穫を前に、牛根地区を中心に白と薄茶色の真新しい“花”が広がっている。

 市内に約70戸のビワ農家があり、JA鹿児島きもつき垂水支所によると、生産量は県内で最も多い。毎年11月ごろに降灰と霜対策で1回目の袋がけをする。気温が上がる2月中旬から、大きくて甘い実を育てるために摘果して緩衝材入りの袋をかけ直す。

 同市牛根麓の後迫洋さん(71)管理の農園約1800平方メートルでは、約6000個が“咲き乱れ”ていた。後迫さんは一つ一つを手に取りながら作業を進め、「ビワは手間がかかる。質は去年より良さそう」と話した。