時計 2021/02/26 23:00

新造のヘリ搭載型巡視船「あかつき」が初入港 尖閣海域の警備強化 鹿児島海保

接岸する新造大型巡視船「あかつき」=鹿児島市の鹿児島港谷山二区
接岸する新造大型巡視船「あかつき」=鹿児島市の鹿児島港谷山二区
 鹿児島市の鹿児島港谷山2区に26日、鹿児島海上保安部の新造ヘリコプター搭載型巡視船「あかつき」(6500トン、150メートル)が初入港した。緊張が続く尖閣諸島周辺海域の警備強化などに対応する。6000トン以上の巡視船はこれまで最多の3隻が同港に配備されているが、さらに1隻加わった。

 総工費約234億円。スーパーピューマ225ヘリコプター「あおわし」を搭載するほか、40ミリ、20ミリ機関銃、遠隔放水銃、停船命令表示装置などを装備している。定員は64人。

 あかつきは16日、長崎市の三菱重工業長崎造船所から海上保安庁に引き渡され、海保職員が使い方を確認する洋上訓練の後、鹿児島に入港した。

 中島利文船長は「海保創設以来、脈々と引き継がれている『正義仁愛』の精神の下、全力で海上保安業務に取り組んでいきたい」と話した。

 2016年の「海上保安体制強化に関する方針」に基づき、同港には、「しきしま」「しゅんこう」「れいめい」を配備。23年度末までにも、新造のヘリコプター搭載型巡視船2隻が鹿児島に配備される可能性があり、新たな桟橋の建設が進んでいる。