時計 2021/03/01 09:10

鹿児島市の2幼児遺体 死因は窒息死、他殺と断定 鹿児島県警 

事件があったホテルへ捜査に入る警察官=鹿児島市
事件があったホテルへ捜査に入る警察官=鹿児島市
 鹿児島市のホテルの一室で幼児2人の遺体が見つかった事件で、鹿児島県警は28日、司法解剖の結果、2人の死因はいずれも首の圧迫による窒息死だったと明らかにし、他殺と断定した。部屋のベランダから飛び降りた父親とみられる男性(41)が殺害した疑いがあるとして調べを進める。

 県警によると、遺体は26日午後7時ごろ、ホテル4階の一室で見つかった。3歳くらいの男児、2歳くらいの女児とみられる。警察官が部屋に入った際、男性がベランダから飛び降り、救急搬送された。腰や脚などを骨折し、搬送時は意識がある状態だった。室内には遺書が残されていた。

 司法解剖の結果、2人が死亡したのは26日昼ごろと推定される。古い傷など虐待を疑わせる明らかな痕跡は認められていないという。県警は遺体の身元の確認を進めるとともに、入院中の男性の回復を待って事情を聴く方針。

 鹿児島、福岡両県警によると、2人の遺体が発見された前日の25日には、男性が住む福岡県飯塚市の集合住宅の一室で、男性の養子とみられる男児(9)の遺体が見つかった。

 男性は男児を含む子ども3人との4人暮らし。福岡県警などが男性と長男(3)、長女(2)の行方を捜していたところ、鹿児島市のホテルに宿泊していることが26日判明した。

 鹿児島、福岡両県警は合同で捜査を進めている。