時計 2021/03/03 22:00

修学旅行受け入れNPO法人エコ・リンク破産開始決定 南さつま市

修学旅行で訪れた中学生を「吹上浜砂の祭典」会場に案内するエコ・リンク・アソシエーションの受け入れ家庭ら=南さつま市
修学旅行で訪れた中学生を「吹上浜砂の祭典」会場に案内するエコ・リンク・アソシエーションの受け入れ家庭ら=南さつま市
 修学旅行生の農家民泊受け入れを手掛ける南さつま市のNPO法人エコ・リンク・アソシエーションが、鹿児島地裁知覧支部から破産開始決定を受けたことが3日までに分かった。決定は2月18日付。破産管財人は林宏嗣弁護士(鹿児島市)で、負債総額は約5500万円。

 2016年の熊本地震の影響で県外からの修学旅行生が減り、20年2月以降は新型コロナウイルスの影響も受けて経営が悪化。17年3月期から4期連続で赤字となった。20年10月に代表理事が死去し、後継者不在で事業継続を断念した。

 東京商工リサーチ鹿児島支店によると、同法人は01年設立。14年3月期は、九州新幹線開業効果もあり関西・中国地区を中心に約2万人を受け入れ、事業収入は1億7408万円だった。登録農家は南薩地区に加え、北薩や大隅半島を含む約1000軒に上った。