時計 2021/03/04 20:00

南大隅初のクラフトビール工房、6日オープン かんきつ、蜂蜜で香り高く 女性醸造家、町内産素材使い「町内にないものを」 

地元産のかんきつと蜂蜜を使用したクラフトビール=南大隅町根占川南
地元産のかんきつと蜂蜜を使用したクラフトビール=南大隅町根占川南
 南大隅町根占川南に町内初のクラフトビール工房「ハニーフォレストブリューイング」が6日オープンする。タンカンなど町内産かんきつとニホンミツバチの自家製蜂蜜を使用。「町の観光振興に一役買えれば」としている。

 開業したのは高齢者施設の管理栄養士だった地元の相羽ゆかさん(52)。「町内にないものを作って南大隅をPRしたい」とビール造りを思い立った。元々、酒類に興味があり、県内外の醸造所を視察。昨年1月から、延岡市の「宮崎ひでじビール」に通って製法を学んだ。発泡酒製造の免許取得は10月。

 「サンサンエール」と名付けた製品は「タンカン」と「季節のミカン」のフルーツビール2種類。香り高く、爽やかな苦みの中にあるほのかな甘さが特徴で、飲みやすさも追求した。県と町の補助金を活用して開業にこぎ着けた相羽さんは「南大隅の太陽をさんさんと浴びた果実を使った。雄川の滝を見た後に自然の恵みのビールを味わって」と話す。

 330ミリリットル瓶700円。工房=0994(24)5557=は諏訪神社近くにあり、800円でグラスビールを楽しめる。営業は金土日曜、祝日(正午~午後6時)のみ。町内のホテルや飲食店でも近く提供する。