時計 2021/03/08 13:00

「福島を忘れない」 雨中に反原発訴え 鹿児島市・天文館公園で集会

プラカードを掲げ反原発を訴える参加者=鹿児島市の天文館公園
プラカードを掲げ反原発を訴える参加者=鹿児島市の天文館公園
 東京電力福島第1原発事故から10年を迎え、九州電力川内原発(薩摩川内市)の稼働に反対する「ストップ川内原発! 3.11鹿児島実行委員会」は7日、鹿児島市の天文館公園で集会を開いた。「福島を忘れない」と書かれたプラカードを掲げ、原発廃止をアピールした。

 集会では県内の反原発団体代表らがマイクを握り、原発の危険性などを主張した。原則40年の運転期限が近づく川内原発を巡っては、運転期間の20年延長反対を訴えた。

 登壇者のうち、福島事故後に東京から湧水町に避難した農業内海順さん(36)は「自然に関心を持ってもらうことが原発停止につながる。原発ノーを叫ぶだけでなく、いろいろな立場の人と認識を共有したい」と話した。

 川内原発差し止め訴訟弁護団の森雅美共同代表は「各地で裁判を闘っていることが、福島事故後の再稼働を抑えている。反対の声を上げることに意義がある」と呼び掛けた。

 主催者発表で450人が参加。集会後は同市の高見馬場交差点の沿道に並び、プラカードを掲げた。千葉県流山市の吉野山隆英さん(90)は「悲惨な福島事故が起きたのに、なぜ原発をなくさないのか」と憤った。
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