時計 2021/03/18 09:30

高齢者コロナワクチン 県内配分は鹿児島市と大和村から 12日以降接種開始

 鹿児島県は17日、高齢者が接種する新型コロナウイルスワクチンの市町村への配分日程を公表した。国から県に4月5日の週に割り当てられた最初の2箱(1箱は975回分)は、鹿児島市と大和村に1箱ずつ配られ、12日以降に接種が始まる。12日の週は指宿、薩摩川内など8市、19日の週は十島村、屋久島町など8市町村に配られる。

 県健康増進課によると、各市町村の準備状況や希望などを基に配分先を決めた。鹿児島市は高齢者人口が17万人と県内で最も多く、大和村は離島で高齢化率が40%と高いことなどを踏まえたという。

 鹿児島市は、重症化リスクが高い介護老人福祉施設の入所者(約3千人)への巡回接種に充てる。同市には5日の週の1箱を皮切りに、12、19日の週に3箱ずつ、26日の週にも1箱配分される。ワクチンは3週間空けて2回接種するため、入所者全員分のワクチンを確保できる見通し。入所者以外の高齢者向けは、5月以降の配分を待って集団接種と個別接種を計画する。

 高齢者人口約640人の大和村は4月16~18日に体育館で約500人を見込んだ集団接種を計画。その前には約50人が入所する特別養護老人ホームでの接種も予定する。同村保健福祉課の保健師、藤原葉子さんは「ワクチンが確保できるなら接種は早くやりたい」と話した。

 国は2月、4月5日の週から19日の週にかけての都道府県ごとのワクチン配分量を公表し、26日の週には全市町村に1箱ずつ配るとしていた。6月末までに高齢者が2回接種するのに必要な量の配送を完了するとしている。4月分の配分量では小分けにしないとすべての市町村に行き渡らないため、県が配分を調整していた。